豊橋技術科学大学 技術科学イノベーション研究機構(RITI)

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学長挨拶・機構長挨拶

学長挨拶

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豊橋技術科学大学長
寺嶋 一彦

 国内外のリーディング企業やトップ研究機関との協働研究を進めることによって本学の研究力を向上させることを目的に、平成28年4月1日、「技術科学イノベーション研究機構(RITI)」を設置しました。RITIとは、次世代半導体・センサ科学研究所(IRES²)と3つのリサーチセンターに加え、3つの戦略研究部門、先端共同研究ラボラトリー、研究推進アドミニストレーションセンター(RAC)で構成された、本学の研究統括組織です。

 次世代半導体・センサ科学研究所(IRES²)は、次世代半導体技術及びセンシング技術を基盤とした「エレクトロニクス革新技術」を、ロボティクス、情報通信、ライフサイエンス、農業工学、環境、防災及び次世代モビリティ等の先端的応用分野との融合研究を通じて、社会実装にまで展開するとともに、国内外の課題解決に貢献することを目的とする本学のフラグシップとなる研究拠点です。

 戦略研究部門は、研究テーマの公募制とマッチングファンド制を最大限取り入れた「イノベーション協働研究プロジェクト」を実施しており、本学の強みである、センサ・デバイス技術、AIなどIT技術、そしてロボット技術等の最先端ICTやCPS技術と先端的応用分野を融合した様々なプロジェクトを支援しています。また部門は、価値創造型の創発型システム研究部門、地域や社会と連携した課題解決型社会システム研究部門、 世界のトップ研究機関やリーディング企業との強力な協働体制による先端(融合)研究部門の3つから構成されています。IRES²、リサーチセンター、学内関連部局が全学横断的な連携を行いつつ、オープンイノベーション実現に向け研究を推進しています。

 本学は、これまで研究大学強化促進事業、産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)、国立大学経営改革促進事業、地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業等、研究に関する大型プロジェクトに採択されており、研究大学として活動しています。基礎的な研究と、実用化のための応用研究を同時に推進することで、社会実装や事業化を加速することに努め、世界トップクラスの工科系大学を目指しています。

機構長挨拶

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理事・副学長(研究・将来構想・高専連携担当)
技術科学イノベーション研究機構長
若原 昭浩

 令和4年9月1日に「技術科学イノベーション研究機構(RITI)」の第3代の機構長を仰せつかりました。

 技術科学イノベーション研究機構(RITI)は平成28年4月1日に設置され、その役割は、エレクトロニクス先端融合研究所(当時)、リサーチセンター、先端共同研究ラボラトリー、イノベーション協働研究プロジェクトを戦略的に企画・推進・管理・公開していくことです。特に、令和5年4月には、エレクトロニクス先端融合研究所に学内の4つのリサーチセンターを統合して、新たに「次世代半導体・センサ科学研究所」として機能強化(組織改編)しました。令和7年度には研究所に併設する新たなLSI研究棟が完成予定となっており、これまでのセンサを核にした融合研究を一層強化するとともに、センサ開発から社会実装までを一気通貫で進められる体制を築いていきます。また、イノベーション協働研究プロジェクトは、大学と企業との大型マッチングファンド形式で行う新しい試みで、イノベーション創出を目論み、成果が出つつあります。機構の運営においては、研究推進アドミニストレーションセンター(RAC:Research Administration Center)がプロジェクトの企画、契約、法務、知的財産創出と管理等、研究支援をし、順調かつ円滑に運営がされています。

 本学は、法人化以降、文部科学省の大型事業である、研究大学強化促進事業、博士課程教育リーディングプログラム、スーパーグローバル大学創成支援事業、国立大学経営改革促進事業等に採択されています。これらの文部科学省の教育・研究・経営改革事業に複数採択されているアクティブな大学として、今後は、オープンアプリケーション方式により、エレクトロニクス技術を核に、ロボット、人工知能(AI)・IoTなどの情報通信、医療福祉・生命工学のライフサイエンス、化学・新材料、農業、耐震・防災、環境・都市工学分野等との積極的な異分野融合により先端研究を強力に推進し、いくつもの突出した研究を生み出し、イノベーションを核にした創造的な新産業の創生を目指しております。

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